過去に存在した同盟・条約・協定(資料)

【英中基本条約】

グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(以下、イギリス帝国)及び中華人民共和国は、  両国民間の関係の歴史的背景と、善隣関係及び主権の相互尊重の原則に基づく両国間の関係の正常化に対する相互の希望を考慮し、  両国の相互の福祉及び共通の利益の増進のため並びに国際の平和及び安全の維持のために、両国は緊密に協力することが重要であることを認め、この修好通商に関する条約を締結することに決定し、よつて、その全権委員として次のとおり任命した。

 イギリス帝国外務英連邦大臣 トニー・ブラウン  中華人民共和国外交部長 周恩来

 これらの全権委員は、互いにその全権委任状を示し、それが良好妥当であると認められた後、次の諸条を協定した。

第一条【外交・領事関係の開設】  両締約国間に外交及び領事関係が開設される。両締約国は、大使の資格を有する外交使節を遅滞なく交換するものとする。また、両締約国は、両国政府により合意される場所に領事館を設置する。

第ニ条【中華人民共和政府の地位】  中華人民共和国政府は、中国にある唯一の合法的な政府であることが確認される。

第三条【通商の促進】  両締約国は、その貿易、海運その他の通商の関係を安定した、かつ、友好的な基礎を保障する。

第四条【友好の促進】 両締約国は国家主権、領土保全の相互尊重、不可侵、内政不干渉、平等互恵、平和共存の五項原則の基礎の上にその親交を積極的に深め、相互関係を安定した、かつ、友好的なものとするよう努力する。

第五条【批准・効力発生】  この条約は、批准されなければならない。批准書は、できるだけ速やかに北京で交換されるものとする。この条約は、批准書の交換の日に効力を生ずる。

 以上の証拠として、それぞれの全権委員は、この条約に署名調印した。

中華人民共和国のために: 外交部長 周恩来

イギリス帝国のために: 外務英連邦大臣 トニー・ブラウン


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Last-modified: 2008-04-04 (金) 23:22:53 (3702d)