ルクレール共和国

西ヨーロッパ地域、ベルギー・オランダを領する小国。

国家体制共和制
国家元首クラリス・フィリッパ大統領
首都ブリュッセル
人口1億6000万人
国歌協奏曲第4節「掲げよ旗を」
国花ネモフィラ
国技ポロ

目次

政治

行政

行政組織の長は大統領。任期は6年。選挙によって決定する。閣僚は大統領によって任命される。閣僚は、半数以上は共和国議員でなくてはならないという規定があり、議員以外の一般市民でも閣僚となる資格はあるが、前例は無い。 大統領は大臣・総監・各種代表官・オランダ総督官からなる閣僚団を編成し、国政にあたる。

◆主な役職

大統領
副大統領
官房長官
外務相
内務相
国防相
経済相
国交相
民生相
ベネルクス統合総監
対テロ対策特務総監
教育総監
福祉衛生総監
特殊情報総監
欧州同盟代表官
オランダ総督官

王室要求権

ルクレール共和国憲法によって認められている旧ベルギー王室の有する権利。

第14条 旧ベルギー王室に於ける王位継承権を有する人物は、共和国政府に対し、憲法及び法律の改正、内閣の解散、国軍の出動を要求することができる。政府はこれに対して充分な議論を行いこれに対応しなければならない。

政府は旧王室の権力を奪うことを狙っていたが、未だ勢力を有する貴族側の猛反発にあい規定されたという事情を持つ。

国歌

ルクレール共和国の国歌は、アレン・ランパードの作曲した協奏曲「ネーデルラント」の第4節「掲げよ旗を」。

元はオーケストラで演奏される物なので本来歌詞は無いのだが、国歌制定の際に歌詞が作成され、国歌となった。

打楽器と低音木管楽器に重きを置いた曲構成で、力強さには定評がある。

また、「騎士」や「陣旗」などの封建的な単語が多いのも特徴。

我らの約束の地 ネーデルラント
雲海の如き軍兵轟きても 服従の道は知らず
さあ槍を取れ 兄弟を護らん 我らの土地を護らん
さあ掲げよ 我らが陣旗 さあ掲げよ 誇りの旗を

議会

共和国議会は、衆議院と参議院からなる二院制で、建国の際行われた第一回衆議院総選挙では、ルクレール民主連合が第一党となり、民主連合総裁であるオーキンレックが初代大統領の任に就いた。

政党

ルクレール民主連合

ルクレール共和国議会の第一党。前大統領オーキンレックが政治体制移行時に結成し、それ以降圧倒的な支持率を誇る。

多数の議員を擁し、バックの組織も強大だが、それ故に多くの派閥が存在する。

元老派旧貴族議員によって構成される派閥。旧貴族の復権・貴族院の開設を信条とする。未だ旧貴族の社会的地位が低くない為、勢力は大きいとされる。
武断派タカ派に属する若年議員の集まり。あまりにも急進的・強硬的な思想を持ち、党内でその意見が尊重される事は少ないが、国内の右よりな風潮もあり一定の発言力を持つ。
オーガス派オーガス議員を中心に結束した中堅議員の集団。
航空族モーズリー航空担当相を中心とした「航空第一主義」を唱える集団。空港の整備・空輸での積極的な流通を推し進める。

その他の政党

ルクレール社会党野党第一党。中央計画経済による安定した成長を目指し、外交面では共産主義各国との積極的な融和を信条とする。
ルクレール共産党共産党再設許可法案が可決され再設された共産主義政党。ルクレール労働者戦線と合併し、党員数では社会党にも匹敵する。
ルクレール騎士同盟急進的旧貴族や王政主義者による政党。極右に位置づけられる。

司法

最高司法機関は、首都ブリュッセルにある最高司法院。下級裁判所は全国に7ヶ所。各地方圏の中心都市に高等司法院・180ヶ所に地方司法院、民事司法院がある。

産業

独立前から盛んに行われていた鉄鋼業・林業を中心に、ある程度の資本力を持つ。北部・西部ではサービス業・工業等が発達し、海も近いため物流の中心地となっている。南部・東部は古くから栄える林業・鉄鋼業や、ベネルクス諸国との交易で栄えている。 古くから菓子の製造も盛んに行われており、「お菓子の王国」と比喩されるほどの歴史を持つ。 アントワープには、世界有数のレアメタルの取引所があり、多大な利益を生んでいる。

バストーニュ中央銀行ルクレール共和国の中央銀行。国境に近い理由は、1,アルデンヌ地方圏の治安の良さ・防衛能力の高さ。2,ベネルクス諸国・欧州同盟各国の利便性の高さ等が挙げられる。
FNレオパルド社ベルギー時代から操業する老舗銃器メーカー。軽機関銃をはじめとする信頼性の高い銃器を製作することで有名であり、現在も数多くの銃器の輸出を行っている。
ウェイデン・エアパワー社ルクレール共和国の航空機メーカー。軍需産業への参入は比較的最近だが、製造機はロレンホースト空軍等でも使用されている。
シグバール海運名門貴族シグバール家が経営する国内の造船・・軍用艦艇製造・海上運輸を一手に手掛ける巨大グループ。
ヴァンフールルクレール第一位のバスメーカー。安価で信頼性が高いとされ、デッドコピーも含め多くの国で使用されている。
アントワープ取引所ダイヤモンド等の宝石類からタングステン・白金などのレアメタルの取引が行われている欧州屈指の金属取引所。
レーゼンベルタスチョコレート製造メーカー。品のある甘さが人気。チョコレート以外にもワッフルや生菓子の販売も行う。
ブリュッセル通信社ルクレール最大の報道組織。活字報道からネット版など、国民の情報の殆どはこの組織から発信される。新聞に連載される4コマ漫画や小説にはファンが多く、それだけをスクラップする人がいるほど。

歴史

ベルギー時代〜オーキンレック政権退陣まで

古くから欧州の交通・交易の中心地であったベネルクス三国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ)。その戦略的価値の高さから周囲の大国に辛酸を舐めさせられ続けたが、大国に匹敵しうる経済力・国際社会での影響力を手に入れるため「ベネルクス連合」を結成。(その後少しずつ3ヶ国の仕切りは無くなっていき、ついには国家合併の話も上がるが、ベルギーでの政変や大国の反対により幻と化す。)その頃、ベルギーでは王族の狼藉が多くなり、世界的地位の低下を危ぶんだ知識層が共和制への穏健的移行を果たす。立憲君主からの脱却を果たしたベルギーは国家名称をルクレールとし、国際社会に建国を宣言した。政体移行の際の共産主義者による大暴動による工業力の大幅な低下や出生率の低下による少子高齢化により、国内総生産は一時絶望的なレベルにまで落ち込んだが、オーキンレック政権は人口増加関連三法に代表される人口増加政策・工業化政策を推進し、旧ベルギー時代最高の国内総生産を抜く事に成功した。 共産主義国との『大戦』ではNATO側についてドイツ民主共和国に宣戦。国力の差や開戦直前の大地震などの要因が重なり精強なるドイツ軍に国土の一部を占領されたが、アルデンヌ戦での奇跡的な奮戦・ドイツの疲弊・停戦合意により国土の保持に成功した。 戦後は急激的な人口増加とそれに伴う経済成長で国内総生産は飛躍的に向上するが、その弊害として深刻な食糧不足が発生し、更には4度目の大震災で大打撃を受けた。

フィリッパ政権成立から現在まで

オーキンレックから政治のバトンを受け取った二代目大統領フィリッパは「強い国、ルクレール」「新欧州主義」を掲げ、中央銀行設立に代表される経済成長政策や国防予算の増額、セントルーヴェン島の最開発等を行っている。また、新政権発足後初めての国民投票でNATO脱退が可決され、NATOを脱退した。その後、欧州同盟に加盟。槍を交えたドイツと手を結ぶ事には多くの国民の反対があったが、その後の幅広い交流により親独国民が多くなった。その前後より国内外の武装組織によるテロが頻発し、多大なる被害を受ける。この状況を打破すべく無政府状態と化したルクセンブルクに進駐、保護領とした。二度目の『大戦』では軍事的介入は起こさなかったが、欧州同盟各国間の共同国防会議により国防体制の改編が決定的となり、大幅な再編が行われた。

『7・27事件』

3050期前後に発生したルクレール史上初のクーデター未遂事件。「王道派」に属する将校・その隷下部隊の首都突入、占拠に端を発する。現代史で稀に見る軍部が参画した大規模な事件。

かねてより王政の復活を主張していたロイド・フォン・ゼノベン中将(ブリュッセル軍令官・霞龍守護旅団指揮官)は隷下部隊を率いブリュッセル官庁街に突入、中枢施設を制圧するとともに閣僚を始めとする多くの議員を殺害(大統領・経済相・国防相は無事)。ブリュッセル通信社を介して王政の復活を要求するも、ベルギー王室はこれを非難、王室要求権の下戦術機動軍に鎮圧任務従事を要請。 カーヒタリーノ元帥率いる鎮圧軍は8月4日には首都の制圧に成功したが、この事件で5人の政府高官を含むおびただしい人数の公務職員が犠牲となった。

国民

住民はオランダ語を話すフラマン人が58%、フランス語を話すワロン人が31%、その他諸民族が11%。 旧ベルギー時代からフラマン人・ワロン人の間には根深い確執があり、一触触発の状態が続いている。現在のワロン・フラマン融和政策や二つの民族の居住区を遮る多民族系居住区(「緩衝地帯」と呼ばれる)により現在は表立った対立は見られないが、現在も多くの民族主義組織が暗躍している。 比較的穏やかながら政治的右派が多い国民性とされ、「大ベネルクス」の成立を望む声も高い。

国内の主要な団体

フランドル騎士団フラマン系過激派民族組織。潤沢な資金源を持ち、各方面でワロン系住民に攻撃を加える。
ワロームス民族連隊ワロン系武装組織。フラマン系過激派組織からワロン民族を守護する目的で立ち上げられた組織だが、現在はテロ組織と化している。
ルクレール婦人の会ルクレール国内最大の女性組織。被災時の炊き出しや文化交流等の地域密着型の活動で絶大な支持を受ける。
王道派王政復古を信条に活動する団体。大グループの会長や軍人等の参加している大規模な組織で、社会への影響力は侮れない。
ナミュール神学会ナミュールを拠点に活動する聖職者・宗教学者の団体。伝承文化の研究・保存やボランティア活動等を行う。

宗教・信仰

旧ベルギー時代はカトリックが75%、プロテスタントが25%であったが政変後間もなくして「信仰ルネサンス」の気運が高まり、時代の波の中で消えかけていたベネルクス伝承にスポットライトが当たる。

ベネルクス伝承

紀元前後に創成されたベネルクス地域独特の神話。アルデンヌの森に住む女神ジークリンデと100の従者の物語。

ジークリンデ女神と呼ばれ今なお愛される存在。英知・慈愛を司り、人間に理性を与えたとされている。
ウォーハンジークリンデの夫。戦い・進歩を司り、人間に争いの術と農業技術を与えたとされている。
ハーライグジークリンデに使える唯一の人間。女神の寵愛を受け、高い地位に付くも望んで歩卒となった。親愛・尊敬を司り、今日の年配者を敬う文化の下地となった。

領土

旧ベルギー・オランダを領する低地国家。 先日の地震により海底が隆起。島が出現。ルクレール政府は島をセントルーヴェン島と命名、植民を開始した。 頻発する大災害・防衛に適さない国土・根深い民族対立など、「大国にはなり得ない」と言われる。

ベルギー域圏

  • ルーヴェン地方圏

中部の地方圏。国内最高の経済力を誇る共和国の中枢。

  • 首都ブリュッセル

中部に位置し、共和国の主要行政施設の立ち並ぶ共和国一の大都市。

  • アルデンヌ地方圏

南東部に位置する。豊かな森林地帯を持ち、古くから「自然の要塞」と称されている。林業が盛んな東部における首都防衛の要。 ドイツ軍の攻勢を止めた奇跡的な戦い、「アルデンヌの戦い」の舞台となった。 中心都市:バストーニュ

  • フランデレン地方圏

北西部に位置する。ルクレールで唯一港がある海浜地域。ルクレールにおける物流の中心地。 中心都市:ブルッヘ

  • セントルーヴェン島

沖合地震により突如ドーバー海に出現した孤島。鉱物資源の埋蔵が確認され、入植が実施された。鉱業のみならず、シーレジャーも盛んに行われる。

オランダ域圏

  • ホラント地方圏

西部に位置する。オランダの経済の中心地。

  • オランダ総督府アムステルダム

オランダ域圏の最大都市。オランダ域圏総督府がおかれ、ティンバーレイク将軍が総督として治めている。

  • フローニンゲン地方圏

北部に位置する。天然ガスの産地として知られ、併合後積極的な開発が進められている。 中心都市:フローニンゲン

  • ブラバント地方圏

南部に位置する。豊かな自然や中世以来の街並みが残る。 中心都市:デン・ボス

  • ヘルダーラント地方圏

東部に位置する。多くの鉄橋が架かっている水郷の土地。 中心都市:アルンヘム

保護領ルクセンブルク

ルクレール共和国が現在軍を置き、保護統治している地域。政府崩壊以前は高い経済力を有する豊かな国であったが、突然の株価暴落を引き金に行政組織が消滅し武装組織の拠点となっていた。

現在治安は向上しつつあり、ルクセンブルク人による新政府樹立の準備が進んでいる。

外交

現政権は「新欧州主義」を掲げ、欧州各国との関係強化を予定している。

連合国・欧州同盟加盟国。

以下の国家と国交を持つ。

ドイツ民主共和国

デンマーク帝国

チェコ共和国

ユーゴスラビア連邦共和国

ロレンホースト連邦共和国

中華人民共和国

フィラディリア合衆国

ナタ連合国

アルカウェルダ協同連邦

貴族

ルクレールでは特権階級としての貴族を認めていないが、元貴族階級出身者は今も敬意を込めて「〜公」や、「〜伯」などと呼ばれている。

家柄だけで要職につける時代は終わり、現在は名実共に優れた人物が国を牽引している。

現在も「名家」と呼ばれる旧貴族

オルセイン家ナミュール公。群雄割拠の時代よりナミュールを所領していた名門貴族。代々国を牽引する名将・名士を輩出してきた。現当主は陸軍元帥のセシリア・オルセイン。
シグバール家ブルッヘ近辺を拝領していた一族。古くから海運を任され、「北海公」と呼ばれていた。旧貴族の復権の為、活動を続ける。現当主は「シグバール海運」会長のボールス・オイゲン・シグバール。
ホーゼンフェルト家ゲント伯。卑賎の出身であった初代が権謀術数をもって打ち興した一族。その成立までの歴史とは裏腹に『慈愛を以て人と接し、誇りを以て敵と当たれ』を家訓とし、今もなお騎士道精神を色濃く受け継ぐ一族。現当主は空軍元帥のレイガン・ホーゼンフェルト。
レンヴァール家モンス公。ベルギー王族の分家としてモンス地域で発展した貴族。現当主はモンスの県令を務めるカレン・ベルギウム・レンヴァール。
オンブレイド家フェール伯。群雄割拠の中世から王家の影として仕えていた一族。王家の影であったことに誇り持つものの、王政復古には否定的。

国情

大統領フィリッパ率いる優秀な官僚団・軍幕僚により、発展を続けているが、相次ぐ災害・テロによる不安定な情勢に加え、国の基幹民族であるワロン・フラマン民族の血で血を洗う抗争・不穏な動きを見せる急進派軍令官・禁止されてもなお地下組織として活動する共産党・王政復古を胸に暗躍する旧貴族集団など、問題は山積みである。

軍事

統合幕僚総長ハインツ・フォン・マンネルハイム上級元帥

志願制。陸軍による本土防衛と空軍による制空権の死守を主眼に置く。 海軍は有事の際交易路を確保する為の機動艦隊を保有。 土地の戦略的価値の高さから、ある程度質の高い装備を有する。 また、積極的なドクトリン研究が進められており、多数の実験部隊が存在する。

慢性的な兵力の低さを補うため、外国人空挺部隊を6個連隊編成。国籍・犯罪歴等は一切問わない為、隊員には政治犯指定を受けた人物も多い。まっ先に戦闘に投入される事が約束された部隊。対ドイツ戦では甚大なる損害を被ったものの、勇猛無比な戦いぶりで幾度も攻勢を撃退。部隊の有用性を自らの血をもって証明した。 兵力不足は解消され、外国人部隊の解散も検討されたが、その勇猛ぶり・即応力の高さ・雇用に悩む移民対策として逆に規模を大きくしている。

士気の鼓舞を目的に特殊な部隊名称を採用しており、他国には見られない多彩性を持つ。

戦列兵歩兵
鎧竜兵・霞龍兵・陽炎龍兵etc.歩兵(旧近衛部隊)
竜騎兵・槍騎兵・戦斧騎兵etc.戦車
戦列弓兵榴弾砲兵
対甲弓兵対戦車砲兵
機械化装甲弓兵自走砲
グリフォン騎兵空挺兵
三叉槍兵海兵隊
航空騎兵戦闘機
航空騎士団航空隊

各軍詳細

  • 陸軍
    参謀総長セシリア・オルセイン元帥
    陸軍兵力約58万
    兵站の確保と機動戦に重きを置く。欧州における国外部隊展開の可能性が大きくなり、それに対応する包括的な組織「欧州総軍」を即時展開できるよう、平時は4個軍で展開する。

☆主要装備

FN FAL-R2ルクレール陸軍制式採用小銃。一時代前の設計ではあるが、優秀な命中精度と威力を持つ。
HK-418テロ鎮圧特務師団を始めとする一部の部隊で使用されているドイツ製アサルトライフル。取り回しの容易さと拡張性の高さを持つ。ブリュッセル鎮圧戦ではそのポテンシャルをいかんなく発揮。
RT-1,グングニルルクレール陸軍の主力戦車。防護性能を犠牲に高い火力・機動力を得ている。車高を抑えた構造をしており、強襲・伏撃に高い能力を発揮する。
RT-2,ワルキューレルクレール陸軍の次期主力戦車。走・攻・守を高次元で両立するため、最新の技術をこれでもかと使用している。陸軍の未来を担うに充分な性能を持つがあまりにもコスト・生産性が悪く、現在は実験部隊で数両が運用されているに過ぎない。
RV-11,アルデンヌ歩兵戦闘車。機動性とクロスカントリー能力を重視した設計コンセプトを持つ。歩兵部隊には「イージス(盾)」と呼ばれ親しまれている。
RG-21,ベネルクス制式自走砲。大火力・重装甲を重視したあまり、機動性は皆無。しかし、生存性の高さはピカイチで、「戦車砲の攻撃を凌いだ」というエピソードも持つ。ブリュッセルでの市街戦では防護能力に乏しいグングニル戦車の代わりに歩兵部隊の直協任務に就き、見事にこなしている。
RHT-100,バトルアクスアルデンヌ軍団で極少数が運用されている超重戦車。ルクレール級巡洋艦の主砲でもある17インチ砲を改造した「零式特務砲」を搭載し、通常弾頭から戦術核クラスの砲弾の発射も可能。装甲も厚く、並大抵の攻撃は通さないが、致命的なまでに機動性が無く、兵士からは「亀の方がすばやい」との悪評を得、「固定砲台」「文鎮」と呼ばれている。ブリュッセル鎮圧戦では『王道派』部隊によって運用され、その高い防護力と攻撃力を見せつけた。
突撃機動軍有事の際に欧州総軍の先鋒を任される。末端に至るまで高度に機械化され、高い突破力を有する。司令官はラムケ将軍。
ナミュール軍欧州総軍の中核となり、戦略レベルの作戦遂行を任される。司令官はセシリア元帥。
戦術機動軍突撃機動軍の後方を進み、予備・機動防御を担当する。司令官はカヒタリーノ元帥。
ベネルクス統合軍派遣軍の留守の間、本土・周辺地域の守備を担当する。郷土防衛隊の指揮統制も任される。司令官はマンネルハイム元帥。
  • 海軍
    参謀総長エーリッヒ・シュペール元帥
    海軍兵力約14万
    北海の制海権獲得の為4個の戦闘艦隊を所有。 近年まで少ない予算でのやりくりを強要されてきたが、新型艦艇の配備が進められている。

海兵隊は海軍の管轄内にあり、将校・士卒も海軍の兵士で構成される。

☆主要艦艇

ゲイボルグ級戦艦ルクレール海軍の新型戦艦。機動部隊に付随する為の速力を得る為、砲戦能力が多少犠牲になっている。
ゲイボルガ級航空母艦ルクレール海軍の新型空母。艦載機の積載数に重きを置いて開発された。
ルクレール級巡洋艦シュペール・プランの下開発された新式戦闘艦。打撃力を重視した開発コンセプトを持つ。
シュペール級駆逐艦旧ベルギー時代から使用されている艦艇。打撃力・速力は他国のそれには劣るものの、基本設計の優秀さと拡張性の高さを買われ、マイナーチェンジを続けられつつ現在も使用されている。
ウールヴヘジン級強襲揚陸艦シュペール・プランの影響で開発されたルクレール初の強襲揚陸艦。他国の物にも引けを取らない性能を誇るが、あまりにも高価なため現状では2隻のみが就役している。
  • 空軍
    参謀総長レイガン・ホーゼンフェルト元帥
    空軍兵力約27万
    ホーゼンフェルト元帥以下、旧貴族出身の将兵が多い。 「国を護る空の騎士」を自負しており、陸軍・海軍を軽視する傾向が強い。 ドクトリン的には制空権の死守を重視していたが、軍事戦略改定に伴い陸空共同作戦への比重が大きくなった。

襲撃戦闘騎士団(対地攻撃専門部隊)は『ボルケーノパーティ・ドクトリン』を採用、一点に圧倒的な火力を投入し、周辺地域もろとも粉砕する。

☆主要装備

RF-2,ユニコーンルクレール空軍の次期制式制空戦闘機。重装甲・重装備、可変翼故の軽快な運動性と高機動性、高いステルス性能を有する新鋭機だが、生産性の悪さ、航続距離の短さ、組織的運用の難しさを持つ。
RF-1,トゥールビオンルクレール空軍の制式制空戦闘機。航続距離を犠牲に高い運動性と堅牢性を誇る。新鋭機ユニコーンの制式採用後も多くが支援戦闘機として現役に残る予定。
RB-21,トネールルクレール空軍の制式戦闘攻撃機。高い低空域運動性能と火器搭載能力を持ち、陸上部隊の近接航空支援に威力を発揮する。
  • 戦略砲兵軍
    参謀総長ベルナルド・ライアン准将
    陸軍兵力約9万
    ミサイル基地・戦略爆撃機等の装備の運用を担当する。独立した兵站組織・指揮統制を有するルクレールの「第4の軍種」。 海底基地を自らの管轄に置こうとする海軍と度々衝突する。

グングニル計画の下建造された軍事衛星、『ダーインスレイヴ』の運用も戦略砲兵軍が行う。

ダーインスレイヴグングニル計画の下建造された軍事衛星。大気圏外からの高出力レーザーによる戦略攻撃は正確無比を誇る。
  • 郷土防衛隊
    総司令官レン・ディートリヒ上級大将
    兵力約8万
    ルクレールの準軍事組織。各地域に郷土連隊が存在する。 兵士は主に退役軍人等で、ある程度の質を持つ。 装備はまちまちで、重要度の低い地域では未だにボルトアクションライフルを使用している場合もあるが、「バストーニュ連隊」に代表される幾つかの部隊は正規軍に劣らない練度・装備を持つ。
  • テロ鎮圧特務師団
    総司令官ジェイド・シュシュッティン対テロ対策特務総監
    兵力約1万1500
    テロ鎮圧用に編成された特殊部隊。 陸軍の兵士と警察官で編成され、対テロ対策特務総監が指揮を執る。 テロ鎮圧の他にも細菌攻撃やサイバーテロ対策等、通常の警察部隊では対処できない物もこの部隊が担当する。 3個の特務連隊(2個車両強襲連隊と1個ヘリボーン連隊)と1個の独立装甲車大隊が基幹部隊で、他にも化学中隊・発破中隊・医療部隊などで構成される。 陸軍のアルデンヌ軍団・空軍の第22航空騎士団等と並ぶ精鋭部隊で、厳しい入隊基準があること以外は殆ど闇に包まれている。 市街地近距離戦闘(CSB)の実験部隊としての性格も併せ持つ。

現在派遣中の地域、部隊一覧

ルクセンブルク駐留軍

総司令官ヘニング・ノイラート陸軍少将
派遣先ルクセンブルク
目的ルクセンブルクに於ける武装組織の掃討、治安維持及び防衛
部隊編制戦闘団【ルクセンブルク】、第24施設大隊、第5医療大隊、現地人自警団

保護領ルクセンブルグの治安維持・防衛を担当。現地人自警団との協同の下、武装組織の鎮圧を行う。

国家を担う人々

エドアール・オーキンレックルクレール共和国初代大統領。名門ブリュッセル王立大学を卒業し、一等行政官に採用される。公務員ながら改革派行動団体「改革騎士団」を組織し、共和制への移行を主導した。温厚な非戦主義者だが軍事力の必要性と自国の孕む危機を理解しており、国内の再工業化と軍事力強化を率先的に推し進めた。大統領辞任後は「武断派」と呼ばれる派閥の若い議員達を諫め続ける日々を送る。
クラリス・フィリッパルクレール共和国二代目大統領(現職)。アントワープ女学院を卒業後ルクレール民主連合の党員となり、オーキンレック付の秘書官となる(この頃に「オークの懐刀」なる異名を得る。)第2回大統領選挙では社会党チャーリー候補を抑え、建国後初の女性大統領となった。熱い紅茶とレーゼンベルタスの菓子を楽しむのが日課。
セシリア・オルセインルクレール国防陸軍元帥、陸軍参謀総長。名門貴族である「オルセイン家」の出身。先祖代々指揮を務めてきた王立鎧竜兵連隊の指揮官であったが、政変後は装甲部隊の指揮官に志願。劣悪な装備や少ない予算に耐えつつ、部隊・戦術の育成に努める。欧州総軍設立の際には幕僚総長を差し置いて総司令官に就任。陸海空の実権を掌握するに至る。名家出身で性格も良く、人望はあるが深刻な持病を患っている。
ドミニク・ラムケルクレール国防陸軍上級大将、突撃機動軍司令。ベルギー時代は能力の高さを貴族将校に嫌われ第100師団(書類上にのみ存在した部隊)の指揮官であった。共和制への移行後も幕僚将官ながら第2グリフォン騎兵連隊長としてオランダ・南アフリカ・北アメリカを転戦するなど、不遇の時期を過ごす。その後は彼の能力を高く評価するオルセイン元帥の推挙により一躍アルデンヌ軍団の軍団長に就任。画体の良い体つきをしており、周囲からは「樋熊将軍」と呼ばれている。部下を「自分の家族」と公言して憚らない程信用しており、そのため部下からの支持は高い。
ジェイド・シュシュッティンルクレール共和国の対テロ対策特務総監。学生時は熱狂的な共産主義者で、逮捕歴もある。現在はルクレールのテロ対策を一手に任され、精鋭部隊「テロ鎮圧特務師団」を設立・指揮する。コンゴ系移民の息子で「心の黒さが身体に現れている」と影で他の幕僚や軍幹部に囁かれている。一人娘をとあるテロ事件で亡くしている。
ダニー・ガーフィールドルクレール解放戦線の首領。元共産党党首。ブリュッセル王立大学を首席で卒業した後、在学中より親交のあったオーキンレック率いる「改革騎士団」に参加。政変後は思想の対立によりオーキンレックと決別しルクレール共産党を発足させ、党首となる。共産党解散後はルクレール解放戦線を組織し裏社会に潜伏。様々な破壊工作を展開した。共産党が再設された後はテロ行為を無期停止。ルクレールの地下に姿を消す。
ロイド・フォン・ゼノベン国防陸軍中将・ブリュッセル軍令官。霞龍守護旅団の指揮を務める生粋の貴族。旧貴族の間では人望が厚く、「王道派」とよばれる集団の中心人物。王政の復活と旧貴族の復権を目指す。『7・27事件』では蜂起部隊の司令官として参加。見事首都を占領するが、皮肉にも旧貴族出身のカヒタリーノ元帥の重包囲の前に敗れる。
ハインツ・フォン・マンネルハイムルクレール国防陸軍上級元帥・国防軍統合幕僚総長。フィンランド移民の二世で、ベルギー時代は移民兵軍団を指揮。戦闘経験に乏しく華々しい活躍は少ないが、兵站・防衛戦略に長け、また大規模陸海空共同作戦の指揮に類希なる才能を有する。カヒタリーノ元帥の統合幕僚総長への任官拒否をうけ代わりに任官。趣味はカヒタリーノ元帥とのチェスで、腕前はプロでも通用するレベル。
トーマス・ルクライス・カヒタリーノルクレール国防陸軍元帥・戦術機動軍司令。ベルギー軍統合幕僚総長も務めた軍部の最古参。普段は耄碌したかと思うほどの発言や行動で周囲を困惑させるが、いざという時の的確な行動や重みのある発言には経験に基づいた確固とした哲学があり、「長老」と呼ばれ慕われている。国防軍設立の際には統合幕僚総長への任官を要請されたが「疲れるからイヤ」と拒否。レンヴァール女史の義父でもある。猫が大好きで自宅には6匹の猫を飼っている。
ロウエン・ティンバーレイクルクレール国防陸軍中将・オランダ軍団長。アルデンヌ連隊に所属していた頃にラムケ将軍と出会い、それ後彼の副官を務めるようになる。対ドイツ戦争では少ない兵力でバストーニュを守り切り、その功で将官に昇格する。オランダ併合後はオランダ軍団長としてアムステルダムに駐留。 遅延作戦に長けた戦巧者だが、極度の赤面症であり、同僚からは「林檎中将」と呼ばれている。
レオン・ノイラートナミュール出身のフリージャーナリスト。「前線の現実を届けられるのは俺達だけだ」を信条に世界の紛争地域で取材を続ける。ポーカーの達人で、進駐軍の兵士を相手に取材期間中に一財産築いたという武勇伝を持つ。

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Last-modified: 2008-08-07 (木) 18:10:01 (3727d)